MISAWA

テクノロジーラボ 住まいの素材、構造や工業化のテクノロジーなど住まいづくりに
関わる研究の一部を科学的な視点からご紹介いたします。

ミサワホームの木質パネルに使用される接着剤

2017-02-21

ミサワホームの木質系住宅は主に、壁パネル、小屋パネル、1階床パネル、2階床パネル、屋根パネルの5種類の木質パネルから構成される「壁式工法」の住まいです。木質パネルは、格子状に組んだ枠組材の両面又は片面に、合板等の面材を接着接合したものです。今回は、この木質パネルを構成する材料のうち、ミサワホーム独自の技術である接着剤についてご紹介します。
接着剤は物と物とを接合するのに便利なものですが、接着剤の選定や接着方法が適切でなければその効果は得られません。そこで、総合研究所では十分な実験を行い、接着剤や接着方法の開発をしています。
木質パネルは、住宅にかかる様々な外力に耐えるため、力を効率よく伝達する構造用接着剤を用います。そして、接着耐久性評価法の一つとしてJIS、JASといった公的試験に規定されている、煮沸繰返し試験を何度か繰り返すサイクル試験を実施し、住宅部材として求められる高い耐久性を確認しています。もちろん、厚生労働省指針値が定められている揮発性有機化合物(VOC)は含まれておらず、安全対策にも万全を期しています。さらに、この接着剤の一番の特徴は、短時間で硬化するハネムーン型接着剤であることです。一般的な接着剤の場合、プレス機での圧締に10~20分の時間を必要としますが、この接着剤は25秒のプレス時間で接着が可能となります。
このような接着剤と接着システムの開発によって、約7万種類もある木質パネルの中から必要なものを必要な時に生産、納品することが可能となり、お客様一人ひとりのご要望に合わせた自由な設計が実現できています。接着剤1.png

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