内閣府が推進する官民研究開発投資拡大プログラム（PRISM）の一環として行われる建築研究所の業務として、木質接着複合パネルを用いた高層木造建築物の技術開発を請け負う。

1. 2018年度：木質接着パネルを用いた高層木造建築物の構造設計に必要な高耐力要素に関する調査業務
2. 2019年度：木質接着パネルを用いた高層木造建築物の構造計算の試行等業務
3. 2020年度：木質接着複合パネル・集成材複合構造接合部の終局性能評価と構造設計例作成業務
4. 2021年度：木質接着複合パネル・集成材複合構造による10階建て復興住宅の実施設計例作成業務
5. 2022年度：木質接着複合パネル・集成材複合構造による10階建て復興住宅の施工計画等の作成業務

建築研究所によるクイックコンストラクションに資する高層木造建築物の開発として、10階建て復興住宅の基本モデルをもとに、木質接着複合パネルを用いた10階建て復興住宅の検討モデルを作成、実現に向けた耐力要素の開発、構造計算の試行及び施工計画等を実施。

学会発表：

• 高層建築物を想定し鉛直荷重の影響を考慮した高耐力木質接着パネル耐力壁の水平加力実験,日本建築学会大会学術講演梗概集
• 木質接着複合パネルを用いた2方向ラーメン構造による高層木造建築物の開発 その1～20,日本建築学会大会学術講演梗概集