木質接着複合パネルを用いた2方向ラーメン構造による
3階建て事務所ビルの開発（国土交通省・木のまち整備促進事業）
- 事業名
- 国土交通省 平成23年度「木のまち整備促進事業」
採択プロジェクト「ミサワホーム静岡事務所ビル新築工事」 - 提案者
- ミサワホーム株式会社・株式会社ミサワホーム総合研究所
- 設計者
- 株式会社ミサワホーム総合研究所
- 建設地
- 静岡県静岡市駿河区手越367
- 事業概要
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- ①プロジェクト全体概要
中大規模建築物を想定した木質接着複合パネルを用いた2 方向ラーメン構造を開発。 - ②取組内容の概要
- 低炭素社会の実現に向けた循環資源である木材（木質パネル）を積極活用
- ボックス形状を形成する「中空構造の柱材・梁材による2方向ラーメン架構」による大空間を実現
- 工業化された構造部材同士を、現場でボルト接合施工方法を実現
- ③提案のアピールポイント
- 住宅、事務所・店舗等の様々な用途に対応できる大空間設計（最大スパン9.1m）
- 工業化による高品質で軽量化された部材、かつボルト接合による施工効率化による工期短縮が可能
- 部材断面の規格統一化による工場生産率向上とコストダウンを実現
- ①プロジェクト全体概要
- 事業成果
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- 高強度の木質接着複合パネルを活用した大スパンの2方向ラーメン構造による中大規模建築物を実現。木質構造の可能性を広げることが可能な構法を提案。静岡県静岡市に3 階建ての事務所ビルを建設。
- 2013年度グッドデザイン賞「グッドデザイン・ベスト１００」及び「グッドデザイン・未来づくりデザイン賞」受賞
- 評価書：木質接着パネルを用いたミサワホーム2方向ラーメン構法における中規模建築の構造性能に関する評価,建築技術に関する任意評価書,日本ERI株式会社
- 学会発表：木質接着複合パネルを用いた2方向ラーメン構法による3階建て事務所ビルの開発 その1～その8,日本建築学会大会学術講演梗概集
- 特許：特開2013-245495,特開2015-021287,特開2015-021288,特開2015-021289
躯体が組み上がった時点の内部 
建て方風景 
建て方終了時の全景 
柱・梁接合部 
柱・梁の組立の様子 
柱脚部 - 関連研究テーマ
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Disaster prevention, structure, materials and durability technology防災・構造・材料・耐久技術
- 関連リンク先
- ①ミサワホームHP 2013年インフォメーションリリース：「ミサワホーム静岡事務所ビルの完成」 ②国土交通省 平成23年度「木のまち整備促進事業 採択プロジェクトの決定」 ③一般社団法人 木を活かす建築推進協議会HP 「事例集アーカイブ」ｰ「平成23年度採択事業」 事業報告書「ミサワホーム静岡事務所ビル新築工事」